アイアムアヒーローを無料で見ることが出来る漫画アプリは、「マンガワン」です。

こちらでマンガワンのおすすめ作品を紹介しています。
作品名 | アイアムアヒーロー |
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作者 | 花沢健吾 |
漫画アプリ | マンガワン |
ジャンル | パニック / 実写化 |

鈴木英雄。35歳。
漫画家のアシスタント生活。妄想の中でしか現実に勝てず、そんな自分に付き合ってくれる彼女との仲にも、不安と不満が募る。
だがある日、現実の世界が壊れ、姿を変えていき…!?
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アイアムアヒーローのあらすじ:ゾンビパニック!
鈴木英雄は、それまで実に気の滅入るような生活を送っていました。
35歳、漫画家。週刊連載の経験もあるものの、今は他人のアシスタントをしてるだけ。統失のケがあり、妄想なのか、ガチなのか、夜は怖い幻をいっぱい見ます。社交性はありません。
彼女はいますが、自分の描いたネームを彼女の元カレ作家と比べられるのが辛い。クソみたいな編集に、描いたネームを全否定されるのも辛い
。アシスタント先の職場は人が数人しか居ないのに、それでも人間関係はややこしく、毎日ヘラヘラ笑って、辛いことをやり過ごして。でもやっぱり辛くて、泣いて、叫んで。
そんな下らない日常も、彼女が死に、死にながら掴みかかってきた日を境に、全てがご破算になりました。
死んでいるのに、動いてる。街のいたる所で人々が死体に襲われ、死体に噛まれた人もまた死体になり。職場に行くと、そこもまた死体だらけ。鈴木は生き残りの先輩アシと協力して、何とか死体のまま動く“元”同僚達を排除します。
一体何が起きているのかわかりません。わからないけど、人の多い場所はやばい。とにかく逃げる。一つだけ確かなのは……もう、あの日常は帰っては来ないということです。
映画化もしたアイアムアヒーローとは?
花沢健吾作。2009年から2017年にかけてビッグコミックスピリッツ誌上にて連載されたゾンビパニック漫画「アイアムアヒーロー」。
生々しい人間描写と緻密な作画により生み出された、まるで手にとって触れるかのようにリアルで恐ろしいゾンビパンデミック描写が読者からの人気を集め、小学館漫画賞を始めとする数々の賞を受賞したゾンビ界の金字塔的作品です。
本編の単行本は全22巻を数え、累計部数は驚きの800万部を突破。
また「アイアムアヒーロー in OSAKA」を始めとする幾つものスピンオフ作品、ノベル、ドラマなどの関連作品が存在しており、中でも主人公・鈴木英雄役に大泉洋を起用し、2016年に公開された実写映画「アイアムアヒーロー」は興収15億円を超え、邦画によるゾンビ映画としては異例の大ヒットを記録しています。
アイアムアヒーローの感想(ネタバレあり)
本作「アイアムアヒーロー」は近年、雨後の筍のように出版され大流行したゾンビ漫画の中でも、最も有名となった作品の一つでしょう。
特に本作のオープニングに当たる、パンデミック以前の長い長い日常描写は最早伝説になったと言っても過言ではありません。
何しろ最初の十一話、まるまる単行本一冊分かけて、ゾンビがほぼ全く出てこないのですから。これ、ゾンビ漫画なのに!
この長いオープニングに象徴されているように、本作で描かれている人間社会の日常性は極めて強固で、多少の異変にもびくともしません。
その強固なはずの日常が、ゾンビたちによって侵食され、ゆっくりと狂っていくさまは、ゾンビ発生即銃撃戦なハリウッド的ゾンビパニックとは全く別の、まさに日本的リアルさの極地と言えるでしょう。
「アイアムアヒーロー」のタイトルに反して、この作品にヒーロー足り得るキャラは出てきません。皆無様で、おろかで、軽薄で、勇気の欠片もなく。
だからこそ、読者は彼らの行動の一つ一つに共感を寄せ、そして理不尽な災難に襲われ逃げ惑う彼らの姿に、心底の恐怖を感じることが出来るのです。

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