「子供を殺してください」という親たちを無料で見ることが出来る漫画アプリは、「ピッコマ」です。
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こちらでピッコマのおすすめ作品を紹介しています。
作品名 | 「子供を殺してください」という親たち |
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作者 | 鈴木マサカズ/押川剛 |
漫画アプリ | ピッコマ |
ジャンル | 人間ドラマ |

家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! 様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化!
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「子供を殺してください」という親たちのあらすじ:「安心しろ。慎介は俺がつなげてやる」
《重度の統合失調症やうつ病、強迫症やパニック症と言った精神疾患、不登校や無就労などのひきこもり、薬物やアルコールなどの物質使用障害───精神科医療とのつながりを必要としながら適切な対応がとられていない子供たち。そういった子供をもつ親からの依頼で対象者を説得し医療につなげる。それが(株)トキワ精神保健事務所の業務である》
庭先で、全裸でバットの素振りをする男。
酒を飲みながら失禁、脱糞をするアルコール中毒者。
家の全ての出入り口を締め切り、外からは生死すらわからぬ母娘。
症状が重く、問題行動を起こしがちで、それなのに自らや家族にすら病識がない。専門家でさえコミュニケーションをとるのが難しい「最難関」。
トキワ精神保健事務所所長・押川剛(おしかわたけし)は、そんな本物の「最難関」を相手に、直接対面し、言葉をかわし、病識のない患者を説得して医療機関へとつなぐ「説得移送」を手掛けています。
「子供を殺してくれませんか……」
そう押川に言葉を投げる患者の両親、家族達。
悪いのは子供なのか、親なのか、家庭なのか、社会なのか。「精神障害者移送サービス」を日本で初めて創始した押川剛自身の原作による衝撃の問題作!
オールリアルな精神障害者移送ドキュメンタリー
貴方は、貴方の親や子供、家族が精神障害者になったらどうしますか?
医者にもかからず、病気であることを否定し、バットを片手に家の中で暴れまわったとしたら……。
「株式会社トキワ精神保健事務所」において取り扱われた、様々なケースを紹介するオールリアルなドキュメンタリー「「子供を殺してください」という親たち」。
原作者は株式会社トキワ精神保健事務所の創設者、押川剛。また、ノンフィクション作家として「子供部屋に入れない親たち」「子供の死を祈る親たち」などの作品も著しています。
作画は鈴木マサカズ。これまでに「無頼侍」「ラッキーマイン」「武装島田倉庫」「最果てのサイクロプス」など、時代劇、サイキックバトル他様々なジャンルの娯楽作品を刊行。
また「ダンダリン一〇一」「マトリズム」など、社会問題に切り込んだ作品も多い作家さんです。
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本作は月刊コミックバンチ誌上にて2017年より連載開始。2018年9月現在、単行本第3巻まで刊行中です。
ネタバレありの感想:これもまた目を背けてはいけない日本のリアル
主人公の名前が「押川剛」で、原作者の名前も「押川剛」。
これこそが、本作がノンフィクションである最もわかりやすい証拠でしょう。
原作者・押川剛の立ち上げた「精神障害者を説得し、病院に連れて行く」という事業における実在の例を取り扱い、一部改変した上で紹介している本作。決して、ドクター・キリコみたいなのが安楽死をして回る話ではありませんよ!
また「子供」という言葉から素直にイメージされるほど若い患者は出てきません。大抵の人は40代、50代。つまり、それだけ長期間問題が燻り続けた難しいケースばかり、ということでしょう。
鈴木マサカズの描く、スッキリフラットな描線のキャラクターたちが、突然ぐにゃりと目を歪ませ、家族や周囲の者に襲いかかる狂気描写は恐ろしいの一言。
単純な娯楽作品とはまた異なる重いストーリー。読んで爽快、気も晴れ晴れ!
……とはいきませんが、これもまた目を背けてはいけない日本のリアル。これまでこのような問題に興味のなかった人にこそ、手にとってみて欲しい作品です。

こちらでピッコマのおすすめ作品を紹介しています。
Twitter上の感想
Twitterでの感想もまとめてみました!
「子供を殺してください」という親たち
って漫画の「ふつう」の家庭に潜む闇に出てくるストーカー被害者の女、どう考えても事後処理まで完璧にこなさなかったこの女も悪い感が否めなくて読んでてイラッとした(◜௰◝)— Yuunn (@1212ttuhd) November 1, 2019
「子供を殺してください」という親たちで、押川さんが関わってる当事者に椅子で殴られてる。でも「彼には健康になって長生きしてほしい」と。暴力も病気からきてるからな。親にも問題あって複雑やねん。
— HYO@デジタルデトックス (@Hyo60363573) October 31, 2019
文庫「子どもを殺してくださいという親たち」を読み始めた。漫画もだったけど、やっぱり既視感が。15年前子供だった頃、母の支配下で何年も死にたいと思ってた自分にこれ読ませてあげたい。読んでも何も出来なかったかもだけど、似た事例や他人の意見知ることで気持ちを少し落とし込めたかもしれない
— にこ (@CTTmSFy5g9Mm64L) October 25, 2019